はじめに:美容情報、誰から学んでいますか?
SNSやYouTubeで「肌がきれいになる方法」があふれる今、
情報が多すぎて逆に混乱している人も多いはず。
- 医療従事者として、美容に向き合ってきた立場から、
- 「本当に肌に良いこと」「医学的に正しい美容」をお伝えします。
美容のプロ=美容皮膚科?いいえ、医療従事者の視点が役に立つ理由
- 解剖学・生理学を学んでいるため「肌の仕組み」を理解している
- 薬理作用や炎症のメカニズムに基づいたアドバイスができる
- 美容皮膚科・形成外科との連携経験があることも
医療従事者からの本当に役立つ美容アドバイス7選
① 肌に「触れすぎない」が最強のスキンケア
✔ ゴシゴシ洗顔NG
✔ タオルでこするのもNG
✔ 手をよく洗ってからスキンケアを
肌バリアは“薄くて壊れやすい”。摩擦は老化のもとです。
② 「赤み」「ニキビ」「かゆみ」は“炎症”と考える
✔ 炎症は放置すると色素沈着に
✔ 赤みが出ているときは**“攻めない”**スキンケアを
✔ ステロイドや抗生剤は医師の指導で
③ ビタミンCは「濃度よりもpHと継続」
✔ 10%以上の高濃度ばかり追うのは逆効果なことも
✔ 安定型ビタミンCや導入技術にも注目
✔ 肌が赤くなったらいったん中止してOK
④ 紫外線対策は“通年・室内”が基本
✔ 紫外線はシミ・シワ・たるみの最大要因
✔ 「窓際」「車内」も浴びてます
✔ SPF50じゃなくて“毎日こまめに”が正解
⑤ 医療脱毛やシミ取り後の肌こそ“育てるケア”を
✔ レーザー後の肌は一時的にダメージを受けている状態
✔ 保湿・バリア修復系スキンケアが重要
✔ 炎症を繰り返すと“かえって色素沈着”の原因に
⑥ サプリや美容点滴は“補助”と割り切る
✔ 「飲めばキレイになる」は幻想
✔ 食事・睡眠・紫外線対策のほうが効果的
✔ ただし不足している場合は有効に働くことも(鉄分・ビタミンDなど)
⑦ 化粧品の選び方は“見た目”より“表示成分”
✔ CMやパッケージに惑わされない
✔ 配合量・順番・使用目的を見る
✔ 肌悩みごとに「使い分ける」のが基本
自己流スキンケアで陥りがちな落とし穴
- インフルエンサーのまねを鵜呑みにする
- 成分だけ見て“組み合わせ”を無視する
- 「高いから効く」幻想で浪費してしまう
→ 医学的な根拠に基づいた情報こそ、肌の未来を守る道しるべになります。
✅まとめ:医療従事者が伝えたい美容の本質
大切なのは… | 理由 |
---|---|
肌の“仕組み”を理解すること | どんな化粧品よりも効果的 |
炎症を起こさないこと | 肌トラブルのほとんどは炎症絡み |
継続・習慣が美肌をつくる | 一発で変わる方法はない |
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